売れる販促には、導線作りが必要。
消費者が自由に情報を検索し、比較検討してから商品やサービスを購入できるようになった今。ひとつの販促ツールだけで成約・購入に結びつけるのは難しくなりました。
販促ツールは、どこかのキッカケからあなたの情報に触れた人を、成約・来店まで誘導するため、連携する必要があります。これが出来ていないと、途中で離脱してしまうのです。
ていねいで誠意あるビジネスをして、さまざまな情報発信もしているのに、思ったような反応が得られないなら、販促ツールの連携が分断されて、消費者まで届かない状態になっている可能性があります。
それは例えて言うなら、ずれた水道管のイメージ。

それぞれの販促ツールがうまく連携していないため、途中で情報が水漏れを起こしているのです。どんなに一生懸命いろんなツールで発信していたとしても、その情報を必要としている人達まで届いていないのです。
また水路が通っていないため、ユーザー側が望んでも情報が得られない、辿って行けないというトラブルを起こしているのです。
それを改善するには、ユーザーの動きを推理する必要があります。
例えば、ユーザーの行動パターンを考えてみると……
例1
SNSで商品やサービスを知る
↓
検索してウェブサイトを見る
↓
SNSでフォローして様子をうかがう
↓
商品やサービスを購入する
例2
店頭で購入を迷い、とりあえずショップカードを持って帰る
↓
アクセスしてSNSをフォローする
ウェブサイトを見て、他者と比較検討する
↓
商品やサービスを購入する
例3
店舗やサービスを利用する
↓
店頭のお得情報の案内POPを見る
↓
SNSやLINEをフォローする
↓
フォローしたSNSやLINEを見て思い出す
↓
再来店する
↓
繰り返すとリピーターになる
実際はもっと複雑なケースもありますが、こういった流れを推理して、ユーザーの望みに沿った情報を提供することで、ユーザーは迷うことなく情報を求めて次へ次へと動くことができます。
ユーザーに情報がスムーズに届けられるよう、情報の水路を整えておくことが大切です。
日々確認して軌道修正しながら、ユーザーとの導線を確保しておきましょう。
