効果的な販促のために知っておきたい基礎知識

あれこれ販促しているのに効果が薄いなら、連携が出来ていないからかも。

文:Studio-D-light
  • Share:
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • LINEでシェアする

売れる販促には、導線作りが必要。

消費者が自由に情報を検索し、比較検討してから商品やサービスを購入できるようになった今。ひとつの販促ツールだけで成約・購入に結びつけるのは難しくなりました。

販促ツールは、どこかのキッカケからあなたの情報に触れた人を、成約・来店まで誘導するため、連携する必要があります。これが出来ていないと、途中で離脱してしまうのです。

ていねいで誠意あるビジネスをして、さまざまな情報発信もしているのに、思ったような反応が得られないなら、販促ツールの連携が分断されて、消費者まで届かない状態になっている可能性があります。

それは例えて言うなら、ずれた水道管のイメージ。

それぞれの販促ツールがうまく連携していないため、途中で情報が水漏れを起こしているのです。どんなに一生懸命いろんなツールで発信していたとしても、その情報を必要としている人達まで届いていないのです。

また水路が通っていないため、ユーザー側が望んでも情報が得られない、辿って行けないというトラブルを起こしているのです。

それを改善するには、ユーザーの動きを推理する必要があります。

例えば、ユーザーの行動パターンを考えてみると……

例1

SNSで商品やサービスを知る

検索してウェブサイトを見る

SNSでフォローして様子をうかがう

商品やサービスを購入する

例2

店頭で購入を迷い、とりあえずショップカードを持って帰る

アクセスしてSNSをフォローする
ウェブサイトを見て、他者と比較検討する

商品やサービスを購入する

例3

店舗やサービスを利用する

店頭のお得情報の案内POPを見る

SNSやLINEをフォローする

フォローしたSNSやLINEを見て思い出す

再来店する

繰り返すとリピーターになる

実際はもっと複雑なケースもありますが、こういった流れを推理して、ユーザーの望みに沿った情報を提供することで、ユーザーは迷うことなく情報を求めて次へ次へと動くことができます。
ユーザーに情報がスムーズに届けられるよう、情報の水路を整えておくことが大切です。

日々確認して軌道修正しながら、ユーザーとの導線を確保しておきましょう。