反応率を上げる効果的なチラシ・リーフレットの作り方(全6回)

チラシ作成/オマケ編⑥効果のあるチラシ作り5TIPS

文:広告プランナー ひらまり
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前回の記事までで、チラシ・リーフレットの作り方の基本をお伝えしてきました。
最後に、チラシ作りに欠かせない、大切なTIPSを5つ紹介します。あなたのチラシがこれに当てはまっていれば、高い効果が見込めるでしょう。

一瞬で誰宛なのか分かる

誰宛、とは対象者層のことです。チラシを見た読者が自分に関係あるか判断するのは、一説には0.3秒と言われています。その瞬間に「あ!自分宛だ」「自分に関係ある!」と思ってもらえる誌面になっていますか?

一瞬で誰宛なのか分かるチラシが、届くチラシです。

アイキャッチと誘導

パッと目を惹くアイキャッチは重要な要素。ビジュアルでもキャッチコピーでもいいのですが、パッと目を惹く要素が必要です。

ですが、目を惹いて終わり、では、チラシの意味がありません。目を惹いた後、流れるように本文を読ませる構成にする必要性があります。スムーズに次へと促す構成になっていますか?

紙面の視点の動きを推理する

読者の気持ちになって、誌面の流れを確認してみましょう。スムーズに次へ次へと読んでいける構成になっていますか?

読んでもらえないとチラシ・リーフレットの最大の役割である、「お問い合せ・申し込みなどのアクション」に辿り着けません。

読者の視点の推移を推理して、スムーズに読んでもらえる構成になっているか、最終確認しましょう。

してほしいことは大きく、くどいくらいに

「してほしいこと」とは、電話をかけてほしい、SNSに登録してほしい、メールがほしい、など、お客さんに起こしてほしいアクションのことです。

欲張って複数のアクションを求めるよりも、ひとつのアクションに絞った方が読者が迷わずに済み、行動を起こすハードルが低くなります。

アクションを決めたら、それを極力大きく表示しましょう。さらに、例えば電話での問い合せを希望するなら、

電話の場合

「チラシを見た」とお電話ください。

000-0000-0000

スタッフが丁寧に対応します。

と、電話をかけるハードルを下げるだけ下げた表記にしましょう。

読者は意外なところで躊躇して行動を起こすのを止めてしまうものです。「何をすべきか、そしてそれはそんなに困難なことではない」ということを、くどいくらい丁寧に伝えましょう。

SNSへの誘導(名刺編の応用)

また、対象者層ではあるけれど、関心も持ったけれど、「購入や問い合わせ」は今ではない……という読者もいます。

そのために、SNSへの誘導を促しましょう。
SNSでほどよく存在感を知らしめることができていれば、時期が来たときに読者は顧客になります。

以上、全6回のチラシの作り方をお伝えしました。あなたのチラシやリーフレットが、必要な方に届くことを願って、本連載を終わります。

また何か不明なことなどありましたら、お問い合せくださいね。