【TIPS】ちょっとした販促アイデア

名刺は自分にアクセスしてもらう切符。

文:広告プランナー ひらまり
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名刺の役割を考えてみよう

以前、初対面の時は対話から販促のキッカケになるということで、名刺に様々な情報を入れるのが流行した時期がありました。

ですが、最近は名刺そのもので販促するよりも、さらに詳しい情報を伝えるため、また自分という人物をよく知ってもらうため、ウェブサイトやブログ、SNSなどへ「誘導するツール」としての役割を担うように変化してきています。

名刺は「もっとくわしい自分の情報」にアクセスしてもらう切符なのです。

相手の手間を最大限省く

自分の情報にアクセスしてもらうため、ズラズラとウェブサイトやブログ、SNSなど、いくつものURLを入れている名刺を見かけます。ですが、これはほとんど効果がありません。

受け取った側の心理で考えるとよく分かります。URLをいちいち手で入力するのは面倒過ぎて、離脱してしまいます。

そんなことは承知、だからQRコードを入れているよ、という場合も、いくつもQRコードを並べるのもおすすめできません。URLを並べるよりはいいですが、これもまた受け取り手に対して不都合です。
ひとつずつカメラで撮っていくのも面倒過ぎて、これも離脱してしまいます。

名刺は、自分へのアクセスを促すもの。相手の手間を最大限省いて、スムーズに自分の情報にアクセスできるようにしましょう。

名刺のスムーズな誘導パターン

まずは、ブログかウェブサイトに、自分の情報(ウェブサイトやブログ、SNSなど)をまとめたアドレスのリンクページを作りましょう。

1回のアクセスで、複数の場所へ案内することができます。
このページの役割は、目次のようなものなので情報は簡潔にまとめましょう。

↓イメージはこんな感じです。

※リンクサイトなど外部の専用サービスもいくつかありますが、そういったサイトを利用するデメリットとしては、そのサービスが終了すると自分の情報が表示されなくなります。

過去に渡した名刺も同様に情報が表示されなくなるので、自分へのアクセスが断たれてしまいます。

できれば自分が管理するサイトやブログに、リンク情報をまとめた1ページを設置することをおススメします。

上記のページが出来たら、そのページのアドレスをQRコードにして、名刺に記載しましょう。

名刺裏面にQRコードを入れたサンプル

これならQRコードもひとつで済み、関心を持ってくれた相手を迷わせずに済みます。
念のため、パソコンで閲覧する人のために、リンクページのURLも入れておきましょう。

手間をかけさせないこと、迷わせずに情報に辿り着いてもらえること。
細かいことですが、ビジネスチャンスに大きく関わることです。
渡す相手のことを考えた名刺にしたいですね。